幼いこどもは、知っているストーリーが好き♡
レッスンの中の Story Time(読み聞かせの時間)になると、
こどもが自ら『これ読んで〜!!』と絵本を持ってくることがよくあります。
それも、その絵本は繰り返し何度も読んだことのある絵本。
こどもの年齢によって、すでに読んだことのある絵本を繰り返すことを好む時期があります。
それは3歳くらいまでのこどもの特徴。
大人の私達からすると、知っている話なんて
つまらなくないのかな?
飽きないのかな?
なんて思ったりするのですが、こどもはすでに知っていることに安心感を覚えるようです。
そして、わかりきった内容を、コレコレ〜!!と何度も面白がります。
イラストの中で新しい発見をしたりもします。
歌も同じです。
何週間も、何ヶ月も同じであっても まったく問題ありません。
何度も何度も繰り返すことで、言葉を定着させる。
それが言語習得の大切なプロセスになっているんですね!!
4〜5歳くらい になってくると、変化を求めるので
復習を楽しみながらも珍しいこと、新しいことに興味を持つようになります。
なので、少しづつ新しい絵本や歌を取り入れていくというスタイルに変えていくんです♪
そして、歌詞や文章を覚える能力も優れてきます。
動作をつけたりして、さらなる課題を与えると、より楽しんでくれます。
それぞれの年齢がもつ特徴や能力を踏まえながらの
適期適齢教育は、とっても大切なことですよね。