今日は、わたしがTwinkle Kidsを始めるまでのストーリーをお話したいと思います。

長文ですが、よろしければお付き合いください。

 

わたしの幼い頃の夢は、女の子がよく夢見がちな歌手だったり、デザイナーだったりしました。
でも、どちらにもなっていませんね。

そんな私が就職活動でまず考えたのがブライダルプランナー。
大学4年間ずっと、某大手結婚式場で花嫁の介添人のアルバイトをしていたので『幸せのお手伝いができるお仕事』に強く憧れていたのです。

当時のわたしに、現在わたしがしている『こども英会話教室の代表や人前でしゃべるMCのお仕事を将来することになるよ』と話したら、かなりビックリすると思います!!

それほど、全く頭にはない将来像でした。

念願叶い、大手結婚式場のブライダルプランナーになったわたしは、予想していた仕事内容とのギャップに大きな衝撃を受けることになります。

すべての結婚式場がそうとは言いませんが、当時のわたしの職場はとても営業色が強く、ノルマを達成することに追われる日々。担当した新郎新婦の当日の姿を見に行くことすら許されないこともしばしば。それでもコッソリ見に行ってはいましたが、こんなはずでは… と思い悩む毎日がつづきました。そして、とうとうわたしはその職場を去る決意をします。

あれほど夢にみていた仕事を辞めてしまい、『自分に合っている仕事っていったい何だろう。』『本当に自分が好きだったことって何だろう。』と悶々と考える日々がつづきました。

そして私は、幼い頃から今に至るまでに自分が興味を持ったこと。好きだったこと。を書き出してリストにすることにしました。
そんなとき、ある雑誌で幼児童英会話講師という仕事の存在を知ります。
今でこそ幼児童英会話講師のお仕事は巷に溢れていますが、当時はそれほどメジャーではありませんでした。これこそ、わたしが書き出した好きなもの・興味があることリスト『こども』『英語』『人と接すること』『幸せのお手伝い』『絵を描くこと』『お客さまの反応がその場で見られること』『クリエイトすること』『からだを動かすこと』すべてに当てはまるお仕事だったのです!!

さっそく講座に通い、その他にもこどもの心理に関する資格などいろいろと勉強しました。晴れて資格を取ったわたしは、幼稚園の課外講師から始めることにしました。ところが、そこでいきなりつまづきます。英語は得意だったはずのわたしですが、発音がイマイチ…。わたしの発音を、耳の良いこども達はソックリそのままコピーします。

 

 

これではいけないと・・・

すぐにカナダへの語学留学を決意します!!

 

 

 

 

留学先の学校は、校内で母国語の使用を禁止していました。母国語を聞いても読んでも話してもいけないというとても厳しい学校でした。おかげで、日本人同士であっても英語を話す環境でいられたことはとてもよかったと思います。

留学先で出会った先生や友人、ホストファミリーはわたしの人生において大きな財産となりました。


その留学先に、わたしが考案したメソッドであるバラボリッシュ®︎が誕生するためのヒントがありました。

机にすわって集中して勉強をする日本のスタイルとはちがい、歩きながら学ぶというスタイルの授業があったのです。
その学習法によって、英語がどんどん頭に入り、動きながら学ぶのが言語習得にはとても効果があると知ったわたしは、英語と何かからだを動かすことを組み合わせて学ぶ方法をその後思いつくことになります。

 

長文お付き合いいただき、ありがとうございました。

『後編』へつづく。